筋膜とは？

「筋膜」は、ヒトの筋肉や骨、臓器などを包み込んでいるコラーゲン繊維の膜で、頭の先から足の先までつながっています。
筋膜は、さまざまな体内の器官を保護し、正常な位置からずれないように留めてくれている、いわばリンゴを包むネット梱包材のようなパーテーションの働きをしています。

下図のような解剖図をみたときに、白く見える部分が筋膜を表しています。

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筋膜が癒着・凝固すると？

老化だけでなく、長時間同じ姿勢での仕事や運動不足、またケガやストレスなどで、筋膜は柔軟性を失って凝固し、そもそもプルプルのコラーゲン繊維であるために器官に癒着してしまいます。

このように筋膜が凝固した状態が維持されてしまうと、姿勢そのものが筋膜に引っ張られて崩れてしまいます。こうなると、内臓や筋肉・骨などに通常ではない負担がかかり、むくみや肩こり、腰痛、関節痛など、カラダのさまざまな部位に支障が出てくることになります。

「筋膜」が凝固した状態とは、いわば重い鎧を身に着けて生活しているようなものです。

筋膜をほぐすことで、薄くて柔らかいレオタードに着替えるように、カラダが軽くなるとともに、カラダの歪みを解消して、本来の自由で健康なカラダを取り戻すことができます。